今回は、タイトル通り五能線キハ40に乗ってきたというお話です。
と言っても既に五能線からキハ40は離れ、現在ではすべて新型のGV-E400系に入れ替わっています。
これは2020年12月のお話ですので何卒よろしくお願いします。もう3年前のことですが色々思い出しながら語っていきたいと思います。
こちらのその3では窓からの景色の写真に加え、感想、思い出をひたすらずらずら並べています。
※写真は画質が荒い物もありますが、何卒ご容赦のほどよろしくお願い致します。
キハ40に凸
券売機では東能代-川部間の切符を買えなかったので窓口で購入したのですが、そのときあまりにも楽しみすぎてにやにやしていたら窓口で担当してくれたお姉さんに苦笑いされてしまいました。そしてうっきうきでキハ40に飛び乗りました。
五能線と言えば車内から見える日本海が名物ということで、日本海を一望できる左側(青森方面に向かって)の席に座りました。
平日だったこともあり、すんなり座れてラッキー。
鉄道ファンらしき人達もちらほらお見受けしました。
みんな全力でキハ40を撮っていていいな~
みんなごついカメラで撮ってた中、僕だけiPhoneで必死にパシャパシャ撮りました。
この駅名表も独特です。この写真見て気づいたのですが、縁がブナをイメージしたデザインでした。芸が細かい。
描かれている車両の色が首都圏色なのもなんかいいですね。
このオレンジ一色のシンプルなデザインのディーゼルカーもたまらなく好きなんですよね。
こちらにもいいのがいますね。
E751系「つがる」です。
この車両にもお世話になりましたね。元々つがるは6両で弘前₋八戸間を走っていたような気がしますが。東北本線の青森₋八戸間が『あおいもり鉄道』になり、それと同時に特急「かもしか」(485‐1000系)が引退。そして「かもしか」が走っていたコースに「つがる」が入った。みたいな感じだった気がするけど、テキトー言ってたら申し訳ないです…
「かもしか」にも乗りましね。真冬の雪が降る中、弘前から秋田まで乗ったの覚えてます。あのとき小学4年生のときでしたが、前の席に座っていた方からお菓子をもらったのを鮮明に覚えています。たぶん夫婦だと思いますが。僕に旅はいい物だと教えてくれたのはあの人たちだったのかもしれませんね。乗せてくれた母にも感謝です。
ちなみに初めて「つがる」に乗ったとき、車両が臨時で485系3000番台だったんですよね!ほんと485系シリーズは僕にとって色々な思い出が詰まった車両です。今はもう乗れないと思うと少し寂しいです。
余談になりましたが、こんな感じで思い出に浸っていたらすぐ出発の時間がやってきました。
出発
待ちに待った出発です。
ディーゼル特有のエンジン音が鳴り響いていますよ!これですよ!
言葉を選ばずに言いますがこの音の割にスピードが出ていない感じ、たまらなく大好きなんです!
キハ40のエンジンの音と振動を味わいながらここまでお世話になった奥羽本線に感謝と別れを告げます。
つい先ほどまで乗っていた路線を別の路線から眺めるのもまた乗り換えの醍醐味ですよ。
ここで早速第4種踏切が見えました!なんとなくですが五能線はかなり4種踏切が多いイメージがありますね。冬季だからか封鎖していました。雪国では4種踏切に限らず農道の踏切を冬季間封鎖するところも少なくはありません。こういうのを見ると雪国に来たな~って感じがしていいですね。
米代川を通ります。ここでは列車に乗っている感を出すためにあえて鉄橋も映してます。
鉄橋を渡る音もいいですね。すこし余談ですが、特急「よねしろ」(キハ58)も秋田でしたね。
出ました!画質が良くないので見えるかどうかわかりませんが、風力発電のプロペラが元気良く回っているのが見えます!これぞ海沿いの路線です!
そうこうしているとすぐ次の駅に着いてしまいました。能代駅です。確かバスケットボールのリングがあったのはこの駅。流石バスケの街ですね。僕も学生時代、バスケガチ勢で遠征して能代工業vs明成の試合を観に行ったりしたのを思い出しますな。
日本海
しばらくスマホをしまってキハ40と景色を満喫していたら現れました!日本海!!
天気は晴れてはいませんが、いいんです!これで!冬の日本海はこれでいいんです!
途中から観光客が多くなり車内が賑やかだったのですが、海が現れた瞬間静かになりみんな日本海にくぎ付けでした。そんな見ず知らずの観光客の方と話したりもして、こういった旅ならでは出会いもあり嬉しい時間でした。
この線路と並行している道路はこくどう101号。ドライブにピッタリの道路で、五能線と交差するヵ所が何ヵ所もあるのでその踏切を渡るタイミングで列車が来るとラッキーです。
いやほんと素晴らしい景色です。これを見ただけでも五能線に乗ってよかったと思います!
出ましたねハタハタ館。10年ぶりくらいに見たのですが、外装がかなり変わっていました。この目の前にある『あきた白神駅』でほとんどの観光客が降りていきました。その際、先でお話をした観光客の方と挨拶を交わしたのがまたいい思い出です。
こちらは深浦駅。ここで5分程停車し、能代方面に向かう列車とすれ違います。駅名表が渋いのが五能線の特徴でもあります。
海から離れしばらくすると雪と津軽鉄道の線路が見えてきたところを見ると五所川原に着いたということですね。日本で唯一の現役腕木式信号機も見れました。
早いもので五能線の旅ももうすぐということですね。
ここで登場したのは津軽21系。メロス号。
これも乗りたい!
川部到着
4時間近くも乗ってたのにまだ乗り足りないくらい楽しい時間でした。
ああ~いっちゃった~…
あとがき
あっという間でした。
感想は、初めての五能線そしてキハ40に乗ったのですが、ただただ最高でした。ちなみにこのキハ40の1両は五能線を離れ、現在兵庫県の北条鉄道で活躍しています。しかもこの塗装のままらしいのでもし乗りたい!という方は是非北条鉄道へ!
それではまた、お会いしましょう。